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書籍名: |
新宗教と巨大建築 増補新版
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著者名: |
五十嵐太郎 |
発行所: |
青土社 |
判型: |
A5 |
ページ: |
445 |
価格(税込): | ¥ 3,080 | 価格(税別): | ¥ 2,800 |
発行年月: |
2022.11 |
商品コード: |
79177497 |
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魂の救済の空間とは 東大寺や法隆寺だけが美しい宗教建築ではない。著名建築家の作品だけが、先進的な現代建築ではない。新宗教の巨大で絢爛たる建築が、なぜ信仰の堕落・虚偽の教えの象徴とされるのか。近代国家イデオロギー、天皇制、さらにマスコミが増長させた偏見によって、教団と建築は徹底して弾圧を受け続けた。建築批評の気鋭が読み解く、新宗教建築に投影された「日本近代」の夢と信仰の空間。大幅に増補された決定版。
■目次 第一部 新宗教と巨大建築 一章 天理教の建築と都市 世界の中心「ぢば」 大正普請 二代真柱・中山正善 昭和普請 祭典と都市 おやさとやかた計画 地方教会 分派したほんみちの建築 二章 金光教と大本教 金光教の思想と空間 金光教建築の様式 幻の復興計画 戦後の建築と田辺泰 大本教の終末論 第一次弾圧による本宮神殿の破壊 出口王仁三郎の月宮殿 第二次弾圧による聖地の破壊 三章 戦後の新宗教空間 黒住教の分散する霊地 創価学会と大石寺のモダニズム 天照皇大神宮教のダイナミズム パーフェクトリバティー教団とニュータウン 真光教のポストモダン 神慈秀明会と美術館 新宗教における屋根の造形
第二部 近代の神々と建築 四章 日本の近代宗教と建築 神社はなぜ木造なのか モニュメントとしての近代神社 現代寺院建築試論 疫病の時代における寺院建築 日本の新しい現実が変える宗教空間と 信者なきチャペル、結婚式教会とは何か 五章 海外の近代宗教と建築 海外神社の植民地主義と地域主義 楽園の国ハワイの日本宗教 アーミッシュとシェーカー教のミニマリズム 神の国−アメリカ 装飾と意味−カオダイ教の大寺院 現代インドの宗教建築−バハイ教とヒンドゥー 六章 ポストオウムの宗教建築 オウム/アレフの空間について となりのユートピア−東京における新宗教
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