本書は堀口捨己生誕100年を記念して編まれた。彼の作品や著作をできるだけ網羅し、建築家としての側面を中心に、新たな光を当てようとするもの。
■目次 ・巻頭対談 「赤物」堀口捨己の視座 神代雄一郎・磯崎新 司会:藤岡洋保 ・第一章 「構成」の重視 分離派建築会の時代 堀口捨己年譜1 1895-1928 作品 論文 「主体」重視の「抽象美」の世界 藤岡洋保 ・第二章 「日本」の探求 茶の湯に見いだした新しい世界 堀口捨己年譜2 1929-1952 作品 論文 「日本的なもの」をめぐる思索 藤岡洋保 ・第三章 「日本」の展開 現代性と普遍性をめざして 堀口捨己年譜3 1953-1984 作品 論文 空間への眼差し 横山正 論文 堀口捨己をめぐる人びと 横川茂樹
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