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書籍名: |
清家清 ARCHITECT KIYOSHI SEIKE 1918-2005
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著者名: |
「清家清」編集委員会 |
発行所: |
新建築社 |
判型: |
280×280 |
ページ: |
420 |
価格(税込): | ¥ 22,000 | 価格(税別): | ¥ 20,000 |
発行年月: |
2006.07 |
商品コード: |
78690195 |
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品切 / 探求書申込扱いとなります。
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1950年代、日本が敗戦の痛手から立ち直りきらない、近代主義一辺倒に傾きかけた時代に、日本の風土が持つ香りをしのばせて、清家清は「森博士の家」をはじめ次々と新たな道標を示した―。
建築家・清家清の全貌を伝える作品集である本書は、清家の華々しい初期の仕事のみならず、中期、そして後期の建築家としての円熟を、余すところなく伝える。その剛胆とも言える架構への意志は晩年になっても衰えることはなく、自然と抗する意志・自然と融和する意志も頑ななほど強いものであったことを、作品の紹介や論文・評論を通して読み取ることができるだろう。コラムや生前を知るさまざまな分野の人々からの寄稿、清家本人による文章の再録などを通じてその人間像もまた露わになる。
■目次 ・I つくりながら考える 私の家コンプレックス 私の家 1954/続私の家 1970/倅の家 1990/「私の家」考 清家清/小原流コンプレックス/小原流家元会館 1962/小原流盛花記念館 1962/九重坂の家 1967/小原流芸術参考館 1970 ・II 初期のデザイン 森博士の家 1951/齋藤助教授の家 1952/宮城教授の家 1953/数学者の家 1954/展覧会場デザイン/舞台装置デザイン ・III テクノロジーと表現 銀一ストア 1950/九州工業大学記念講堂・事務棟 1960/埼玉県農林会館 1962/東京オリンピック選手村メインゲート 1964/乃村工藝社大阪社屋 1965/乃村工藝社東京社屋 1966+1974/大阪万博 国連館 1970/東京工業大学理工学総合研究館計画 1974/伊豆・三津シーパラダイス 1977 ・IV 展開/住宅 崖の家 1956/島澤先生の家 1962/沢田画伯の家 1964/久ヶ原の家+続久ヶ原の家 1964+1971/千ヶ滝の家 1968/東ヶ丘の家+続東ヶ丘の家 1970+1973 ・V 展開/非住宅 静清綜合卸センター組合会館 1975/軽井沢プリンスホテル新館 1982/野尻湖プリンスホテル 1984/朝倉文夫記念館 1990/札幌市立高等専門学校 1990+1994 ・作品解説・藤岡洋保 ・図面資料・作品50題 ・論文 清家清の建築 そのモノづくりが問いかけること 藤岡洋保 ・評論 ある一夕の記憶から 植田実/構造からみたモダニスト・清家清論 佐々木睦朗/清家清のモダニズム 隈研吾 ・回想・清家清 清家清先生を偲んで 日野原重明/建築家・清家清 内田祥哉/ながーい思い出 佐藤正己/清家先生と父・小原豊雲 小原稚子/黄金比の玄関扉 由良 滋/先生にうかがいたかったこと 森里子/「邸」ではなく「家」 林昌二/ユーモアあふれるジョークの先生 今西芳之/グロピウスの糸 山口泰治/「黄金の国」舞台装置始末 梨田義昭/扇の屋根 山下和正/「久ヶ原の家」誕生記 秋山 実/建築師匠・清家清先生 村口昌之/先生は何よりも教育者だった 滝 久雄/清家流デザイン早期教育 奥山健二/グラデーションの妙 澄川喜一/キヨシとガイジン フィリップ・シール/「私の家」のこと、父のこと 八木ゆり/家庭の人としての清家清 清家 篤 ・回想・清家清 その2 家族という作品 文=角永博 ・コラム 孝行息子/韜晦趣味/イベント好き/建築が趣味/博覧強記/風に戦がず/文=林昌二 ・再録 若し自分が家を建てるなら 清家清/清家清とグロピウス 浜口隆一/『ぱるてのん』 清家清/日本現代建築における清家清の位置 対談 浜口隆一・平良敬一/すまいのつくり 清家 清/『家相の科学』 清家清/キヨシ(Kiosi)の想い出 イゼ・グロピウス/『日本の木組』 清家清/現寸で考える 清家清/私と聖書 清家清 ・記録「建築家 清家清」展 図面に見る清家清の世界/「私の家」から50年/学び舎はデザインテキスト/模型製作を通した新しい清家清像の発見 文=安田幸一 ・清家清 年表/作品一覧/執筆活動
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