|
書籍名: |
はてしなき現代住居 1989年以後
|
著者名: |
|
発行所: |
フィルムアート社 |
判型: |
A5 |
ページ: |
364 |
価格(税込): | ¥ 3,300 | 価格(税別): | ¥ 3,000 |
発行年月: |
2024.05 |
商品コード: |
84591910 |
|
|
私たちはどこに棲むのか?
「失われた30年」の日本でさまざまに取り組まれてきた住まいをめぐる試行 ―この間の住宅を、建築家の作品という表現の問題、家族のかたちや生産技術、災害など社会や環境との関係の両面から捉える決定版。混迷の時代の住宅像から、これからの住まいのあり方を考える。
■目次
はじめに はてしなき現代住居 布野修司
I 総論 失われた終の棲家 ─私たちはどこに棲むのか? 布野修司
II 1989-2019の住居50選 熊本県営保田窪第一団地(山本理顕)/ネクサスワールド(磯崎新監修、レム・コールハース+スティーブン・ホール+石山修武+マーク・マック+クリスチャン・ド・ポルザンパルク+オスカー・トゥスケ)/コモンシティ星田(坂本一成)/相模原の住宅(野沢正光)/NEXT21(大阪ガスNEXT21建設委員会)/H(青木淳)/箱の家(難波和彦+界工作舎)/沢田マンション(沢田嘉農)/紙のログハウス(坂茂)/住まいとしてのネットカフェ/「ゼンカイ」ハウス(宮本佳明)/ニラハウス(藤森照信)/大田のハウス(西沢大良)/岐阜県営住宅ハイタウン北方(磯崎新監修、高橋晶子+クリスティン・ホーリー+エリザベス・ディラー+妹島和世)/屋根の家(手塚建築研究所)/アパートメント鶉(泉幸甫)/梅林の家(妹島和世)/東雲キャナルコートCODAN(山本理顕ほか)/森山邸(西沢立衛)/ヨコハマホステルヴィレッジ(岡部友彦)/三鷹天命反転住宅 イン メモリー オブ ヘレン・ケラー(荒川修作+マドリン・ギンズ)/ハウス&アトリエ・ワン(アトリエ・ワン)/T house(藤本壮介)/蟻鱒鳶ル(岡啓輔)/2004(中山英之)/IRONHOUSE(椎名英三+梅沢良三)/Sayama Flat(長坂常)/ヨコハマアパートメント(オンデザイン)/HandiHouse projectとつくる家(HandiHouse project)/陸前高田市小友町獺沢第2仮設団地(住田住宅産業+菅原大輔+原田勝之)/みんなの家(伊東豊雄ほか)/経堂の住宅(長谷川豪)/渥美の床(403architecture [dajiba])/頭町の住宅(魚谷繁礼)/駒沢公園の家(miCo.)/観月橋団地再生計画(オープン・エー)/モクチンレシピ(モクチン企画)/御所西の町家(森田一弥)/LT城西(成瀬・猪熊建築設計事務所)/「スマートパワーステーション」シリーズ(セキスイハイム)/躯体の窓(増田信吾+大坪克亘)/食堂付きアパート(仲俊治)/井上邸(井山武司)/発泡スチロールの家(村上慧)/宙地の間(渡辺菊眞)/ホシノタニ団地(ブルースタジオ)/牛久のおやこ屋根(ツバメアーキテクツ)/Tree-ness House(平田晃久)/庭路地の家(アルファヴィル)/ハートフルタウン三鷹(飯田産業)
III 現代住居論考 1 集住 Habitation ─家族と社会 ・集まって住むかたち ─自治獲得の場として 仲俊治 ・マイホームの空き家化 ─マイホーム主義と住宅選択のゆくえ 山本理奈 ・ストックとリノベーション ─住宅のライフサイクル 魚谷繁礼 ・災害と仮住まい ─定住と移住 牧紀男 ・外国人居住と異文化共生 露木尚文 ・貧困の住まい 渡邊詞男 ・映画にみる家族崩壊/成立のかたち 種田元晴 2 テクノロジー Technology ─供給と生産 ・公共住宅の建設・動向・理念の変遷 山岸輝樹 ・木造住宅の変貌 ─性能の果てに 権藤智之 ・エコハウスの登場とその展開 ─ゼロカーボン時代へ 松元良枝 ・コーポラティブハウスの展開 織山和久 ・ファブリケーションの民主化 秋吉浩気 ・建築家とハウスメーカーの応答関係にみる商品化住宅 山道拓人 3 建築家 Architect ─作品と表現 ・それでも私たちは「作品」を鉤括弧でくくる ─伊東豊雄の「みんなの家」から考える 市川紘司 ・住宅とその周辺について ─「接ぎ木」建築へ 橋本健史 ・動き出す住宅 ─部分・流転・ネットワーク 辻琢磨 ・家の「個性」について ─これからの表現論ノート 佐藤研吾
年表 日本の住居1989-
|
|
|
|
|
|