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書籍名: |
ジェームズ・マーストン・フィッチ論評選集 建築・保存・環境
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著者名: |
ジェームズ・マーストン・フィッチ 著、金出ミチル 訳 |
発行所: |
鹿島出版会 |
判型: |
A5 |
ページ: |
278 |
価格(税込): | ¥ 4,950 | 価格(税別): | ¥ 4,500 |
発行年月: |
2008.07 |
商品コード: |
30604510 |
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ニューヨークのグランド・セントラル駅舎、サウス・ストリート・シーポート、エリス島など、今日では「保存修復」の先駆例として知られる数々のプロジェクトを指揮し、また全米初となる歴史保存コースをコロンビア大学に創設したジェームズ・マーストン・フィッチ(1909-2000)。建築家・編集者・教育者・建築史家・批評家として活動してきたフィッチによる論評は、これからの建築や都市、環境のゆくえを探るうえで、ますます示唆に富む提言として我々の心に響く。本書は2006年に刊行された同名の書の邦訳である。 ■目次 ・序文 ジェイン・ジェイコブズ ・まえがき マーティカ・ソーウィン ・謝辞 ・ジェームズ・マーストン・フィッチ 1909-2000略伝 ・第一部 評論 私たちの住まう家々 ある無名建築家の嘆き/武骨な信念に基づく建築 カーンのリチャーズ医学研究所/ボストン市庁舎 一時代の終焉か、それとも前触れか?/歩行者とスカイスクレーパー 高層建築美学の再考/おかしな出来事/建築評論における身体性と形而上学のすれ違い ・第二部 歴史 宮殿と橋と塔/マウント・ヴァーノンとモンティチェロ 奴隷制度に支えられた大農圏のあり方/バージニア大学野大芝生 アメリカ建築史上の奇跡/ミースとプラトン主義の環境/テクノロジーの台頭/ユートピア再訪 デッサウのバウハウス40年後/近代美術館での殺人「的」事件 ・第三部 保存 修復の哲学 ウィリアムズパークから現代まで/過去をめぐる保存と歴史性の闘い ポストモダニズムとテーマパーク/セントラルパークのせ整備方針について/歴史的建造物保存修復における視覚的な基準 ふさわしい修復、表面の処置を判断するために ・第四部 気候と環境 微気候学/屋外自然環境の非均質性/工業化以降の建築に有効なヴァナキュラー建築の方法論 ・第五部 建築の哲学を求めて 建築とエネルギー/都市をまもるために闘う/都会のアメニティー 建築家のできること、できないこと/建築の未来 ・補遺 建築家としてのフィッチ ・ジェームズ・マーストン・フィッチの主著作 ・訳者あとがき ・索引
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