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書籍名: |
東京の公園と原地形
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著者名: |
田中正大 |
発行所: |
けやき出版 |
判型: |
A5 |
ページ: |
343 |
価格(税込): | ¥ 1,980 | 価格(税別): | ¥ 1,800 |
発行年月: |
2005.06 |
商品コード: |
87751272 |
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東京には地図には見えない谷があった。隠された地形に左右される景観。谷戸は天然のグラウンドデザインだ−。 「谷戸(やと)」とは、自然がつくった谷のこと。 「谷戸歩きの面白さというのは、景色が次々と展開していくところにある。これも部分的に変わるのではなく、全部が変わる。20〜50メートル上るだけで尾根になり、今まで見えなかった尾根の向こうの景色が見えてくる。尾根から谷戸に下りると、ここだけの世界がある。」谷戸歩きの魅力に取り付かれた著者は、「谷戸」をキーワードにすると地形が良く理解できることに気付く。原地形(人の手のまだ入らない自然のままの地形のこと)を理解し、周辺の地形の一部分として見てみれば、庭園や公園が新たな顔で浮かび上がってくる。
■目次 ・序章 地形は呼んでいる イギリス風景式庭園と日本庭園 ・第1章 原地形と谷戸 原地形とは/谷戸から原地形がみえる ・第2章 武蔵野台の谷戸 清水谷公園/石神井公園/砧公園(砧緑地)/小金井公園 ・第3章 丘陵の谷戸 こどもの国(多摩丘陵)/薬師池公園(多摩丘陵)/小宮公園(加住丘陵) 国営武蔵丘陵森林公園 ・第4章 崖線の谷戸 そう浪泉園/殿ヶ谷戸庭園/深大寺と神代植物公園 ・第5章 ロイヤルグリーン 明治神宮内苑/明治神宮外苑/新宿御苑/江戸城の内壕と外壕 ・第6章 大名庭園と谷戸 戸山荘(一部、戸山公園)/松平讃岐守下屋敷 ・第7章 明治・大正の庭園と谷戸 相馬邸庭園(一部、おとめ山公園)/池田邸庭園(「春の雪」の庭園) ・第8章 谷戸の傑作 椿山荘/三渓園 ・第9章 谷津につくられた西山荘 水戸黄門の隠栖地 ・第10章 「谷地」につくられた南湖公園
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