大正十年に竣工した明治神宮宝物殿が建設六十年を経て、屋根や軒先などの破損などの老朽化が見られるようになったため大改修が行われることとなった。本書はその工事報告書。大正時代のRCとして貴重であることや、今後の保存に耐えうるものにするためなど、学術的知見なども織り込まれ実施された。
■目次 ・口絵 ・1章 宝物殿沿革の概要 ・2章 建築概要 様式及び規模/建物の種類及び構造 ・3章 改修工事の概要 改修方針/工事体制・組織/工事費 ・4章 工事仕様 棟別の概要/調査/改修工事の内容/工事工程 ・5章 調査事項 破損状況の調査/改修案の検討 ・写真 ・図面
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