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書籍名: |
相対性コムデギャルソン論 なぜ私たちはコムデギャルソンを語るのか
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著者名: |
西谷真理子 |
発行所: |
フィルムアート社 |
判型: |
四六 |
ページ: |
400 |
価格(税込): | ¥ 2,860 | 価格(税別): | ¥ 2,600 |
発行年月: |
2012.12 |
商品コード: |
84591299 |
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品切 / 探求書申込扱いとなります。
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1969年に誕生、1981年にパリ進出以来、世界のファッション、ひいてはクリエイション全般に大きなインパクトを与え続けるコム デ ギャルソン。その比類なきブランドを、問題提起的、思考実験的、体験的、さまざまなアプローチから照らし出す! 建築、哲学、アート、デザイン、都市論、メディア論、社会学……「ファッション」という分野にはとどまらず、さまざまなアプローチで語られ、論じられるべき重層性を持った、日本が世界に誇るブランド、コム デ ギャルソン。 従来のファッションジャーナリズムとは異なる視点で、ファッションについて自由に議論し書くことの重要性を実践した、かつてない「コム デ ギャルソン論」である本書は、コム デ ギャルソンという比類なきブランドからファッションの「向こう側」を読み解き、「ファッションを突き破るファッション」ともいうべき、あたらしいかたちを予感します。
■目次 ・はじめに 相対性コム デ ギャルソン論 西谷真理子 ■ CHAPTER 1 輪郭的問題提起的 ・コム デ ギャルソンとは何か? ・[座談会] 建築、設計、コム デ ギャルソン──デザインと構造分析からコム デ ギャルソンを解体する試み 坂牛卓+入江徹+森永邦彦+松田達 ・アフター・コム デ ギャルソン──東京デザイナーの現在 井伊あかり ・コム デ ギャルソンとセゾン文化 永江朗 ・ストリートにおけるコム デ ギャルソン──洋服というメディアをどう読むか 成実弘至 ・自由・平等・コム デ ギャルソン──コム デ ギャルソンと制服の思想 井上雅人 ・〈写真〉People in COMME des GARCONS 1 :in Tokyo/FRUiTS & TUNE MAGAZINE 1997-2012 青木正一
■ CHAPTER 2 分析的領域横断的 ・少女・少年・性・カワイイ ・[対談] 少女性から思考する建築とファッション──妹島和世と川久保玲 五十嵐太郎+浅子佳英 ・性差を突きつける/突き破る──コム デ ギャルソンと近代ファッションシステム 平芳裕子 ・装飾の排除から、過剰な装飾へ──「かわいい」から読み解くコム デ ギャルソン 菊田琢也 ・[インタビュー] コム デ ギャルソンのモダニズム、アヴァンギャルディズム、少年性の批評的検証 千葉雅也 (聞き手=菊田琢也) ・COMME des GARCONS、あるいは衣服という表面においていかに多様な性を上演しうるか 小澤京子
■ CHAPTER 3 思考実験的 ・コム デ ギャルソンの先を読む ・生の危うさーキュレーションのためのノート 長谷川祐子 ・コム デ ギャルソン運動体分析試論 藤原徹平 ・〈写真〉 COMME des GARCONS AOYAMA, GINZA 2012 湯浅亨
■ CHAPTER 4 体験的実感的 ・個人的体験からのコム デ ギャルソン論 ・〈対談〉 私たちのコム デ ギャルソン論──なぜコム デ ギャルソンを着るのか?をめぐって 本間直樹+木ノ下智恵子 ・〈写真〉 People in COMME des GARCONS 2 :in Paris/STREET MAGAZINE 1989-1996 青木正一 ・〈インタビュー〉 私は、コム デ ギャルソンによって、選曲家という仕事に出会えた。 桑原茂一 (聞き手=西谷真理子) ・コム デ ギャルソンにみるブランド・コミュニケーション──販促ツールとそのスタイルがいかにインパクトを与えたか 柳本浩市
■ CHAPTER 5 データ的歴史的 ・コム デ ギャルソンを歴史的に検証するためのツール ・COMME des GARCONS以前のコム デ ギャルソン──1970年代が可能にしたCOMME des GARCONS 工藤雅人 ・年譜・川久保玲とコム デ ギャルソン 編=菊田琢也 ・コム デ ギャルソンを読み解くためのブックガイド26 作成=菊田琢也 ・あとがき 相対性コム デ ギャルソン論が生まれた背景 西谷真理子
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