初版1996年の新装版。現在の住宅は、若い建築家や金儲け第一主義のメーカーが、自分たちの勝手な都合で、高齢者の望まない家や製品をつくっている。だれも高齢者になった経験がないから、高齢者が望む住まいについて語れる人はいない。本書は、充分に高齢者のカテゴリーに在る者として、そして建築家としてのいままでの経験から、歳をとってから健康で安全に住まうための方法について、私なりに想った黙示録である。 ■目次 ・第1章 終の住処(ついのすみか) ・第2章 安全の「しつらい」 ・第3章 老いの「しつらい」 ・第4章 やすらぎの設計 ・第5章 住まいと健康 ・第6章 やさしさの住まい
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